子供料金の種類
こどもの年齢によって、料金にプランニングの際に重視するポイントは違ってきます。
幼児運賃(0~1歳) | 子供料金(2~11歳) | ジュニア(12~17歳) | |
ツアー料金 | パンフレット記載の幼児料金。同時期の大人ペックス運賃の10%+αが多いが、キャンペーンで100円ポッキリの場合も。 | パンフレット記載の子供料金。大人と同額のことも多い。家族向けツアーは半額の設定が多くクラブメッドでは大人の30%の設定もありました。 | 通常は大人と同額ですがJTBが2010年の家族向けツアーで半額にしていました。 |
格安航空券 | 概ね大人ペックス運賃の10% | 大人料金と同額か、5千円~1万円ほどの割引のことが多い。 大人料金の75%のことも。 | 大人と同額 |
正規割引運賃 | 大人料金の10% | 概ね大人料金の75%。特別安い料金の場合、大人と同額の場合も。 | 大人と同額 |
ノーマル運賃 | 大人料金の10% | 大人料金の75% | 大人と同額 |
ホテル宿泊料 | ほとんどの場合、無料。 ベビーベッド使用料も無料がほとんど。(確約はされない。) | 6歳11歳等、ホテル所定の年齢までは添い寝は無料のことが多い。(朝食代別途徴収も)子供はエキストラベッドが無料の、子連れに優しいホテルもある。 | アメリカのホテルではクイーンサイズベッドが2台あり、17歳まで添い寝無料のことも多い。 |
幼児料金(0~1歳)
ツアーの場合は出発日の満年齢が基準のことが多いです。航空券の場合、アメリカの航空会社は旅行中に2歳になる場合には、帰路は子供料金になります(アジア路線でも同様)。JAL、ANAやアジアの航空会社は出発時1歳なら旅行の途中で2歳になっても幼児運賃で大丈夫のようです。旅行の途中で2歳になる場合は、旅行会社・航空会社に確認しましょう。飛行機のサービス飛行機の座席・機内食はありませんが、大手の航空会社であればベビーフード、バシネットは無料でリクエスト(確約はされない)できます。(ローコスト航空会社は別料金となることが多い。)
ホテルのサービス朝食ビュッフェも宿泊料も無料のところがほとんどです。ベビーベッドのリクエストが無料でできることが多いですが、台数に限りがあるため確約はされません。
ツアーのサービス日程表に食事が含まれている場合こども用の食事は提供がなく、親の食事を分け与えるか別途自己負担となります。レストランの席は用意してくれることが多いですが、ショーや乗り物ではこどもの席はありません。
子供料金(2~11歳)
旅行中に12歳になる場合の往復航空券は、(座席があり安全上の問題はないので)アメリカの航空会社も帰路も子供料金でOKのようです。念のためご確認ください。飛行機のサービス飛行機の座席・機内食とも用意されます。チャイルドミールはリクエストが必要(確約はされない)です。小さい子にはおもちゃをくれる航空会社も。
ホテルのサービス一定の年齢までは、添い寝、朝食ビュッフェとも無料のことが多いです。無料年齢の上限が違い、添い寝は無料だけど、朝食は別途大人の半額かかるということも。1度だけ同額を請求されたこともありました。
ツアーのサービスこどもの食事、ショーや乗り物の座席も用意されます。子供料金半額・ノーベッド料金は、おとな2名と同室のこどもに限るとか、1室につき1名までとか、おとなと同人数まで適用可能など、条件がある場合がありますのでご注意を。
ジュニア料金12~15(18)歳)
旅行中に12歳になる場合の往復航空券は、(座席があり安全上の問題はないので)アメリカの航空会社も帰路も子供料金でOKのようです。念のためご確認ください。
料金選びのヒント
料金が複雑で、選ぶのに迷ったときのためのヒントです。
料金半額ツアーは得か?
「子供半額」でも、大人料金が相場より割高なこともあります。家族構成でも違いがでますので、家族全員の旅行代金を算出して、その総額で考えるべきです。子供料金半額・ノーベッド料金利用だと子供の延泊料金がかからない場合もあり、延泊するときは有利です。旅行代金のほか、諸条件(どの航空会社か?、フライト時間帯はどうか?ホテルはどこか、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトはついているか?、食事や観光はどれ位ついているか?こどものベッドはあるか?など)もあわせて考えて検討してみてください。
幼児料金は子供料金より安い?
次男が1歳半でケアンズに行ったとき、ツアーの幼児料金が29,000円、子供料金が大人の半額27,000円でしたので、もちろん子供料金にしました。座席もあるのでチャイルドシートを持ち込み、母子とも機内でゆったり過ごせました。差額がわずかなときも2歳未満でも航空機の座席を確保するのがおすすめです。
キャンセル料等も比較する
子連れの場合、こどもの病気など直前にキャンセルすることも多くなります。多少の差額ならキャンセル料が安いほうを選ぶのも手です。また、正規割引航空券だと事前座席指定が可能なことも多いので、考慮に入れて比較してみましょう。