ケアンズ・ポートダグラス母子旅行記1

2002年11月(長男10歳、長女4歳、次男1歳5ヶ月)

この年夏休みに長期休暇が取れませんでした。仕事が忙しく疲れたこともあり、小学生の息子を休ませて、こども料金半額のツアーで、3人の子供を連れて初の母子旅行でオーストラリア(ケアンズとポートダグラス)に行くことにしました。

旅行準備

旅行費用

・ツアー・ホテル料金 AVAの4日間のツアーでおとな54,900円、こども27,450円。幼児料金は29,000円だったので1歳の次男もこどもで申し込みました。航空会社はカンタス、ホテルはコロニアルクラブのファミリールーム(簡易キッチン付)。5%引きで130,388円。帰りの飛行機の延期手配手数料が4人分(ひと家族分)で4,000円。ポートダグラスのホテル(リッジズ・リーフリゾート・ジュニアスイート/トリプル)をアップルワールドのホテルクーポンで別に手配。1泊1室9800円×4泊で8日間の旅行代金は4人分で173,600円です。
・現地での費用・朝昼はほとんど持参した食料等でホテルの部屋で食べたので非常に安上がりでした。
ホテルはここにするか、パームコーブのノボテルにするか(こちらもジュニアスィートを狙っていました。)最後まで悩みましたが、最終的にはリッジズのキッズプログラムは無料であることにひかれたのと、マリーナミラージュやポートダグラスの街の雰囲気が気に入っていたのでリッジズに決めました。ポートダグラスの詳細はポートダグラスガイド.comが詳しいです。
夕食代は1回4人分で4000円前後でしたので、現地のツアー・おみやげを合わせても6~7万円ぐらいしか使いませんでした。

手配

本当は2月にバリにマイレージの無料航空券で行こうと割引のある旅行代理店予約を入れたのですが、2月に業務多忙になることが判明したため、10月末に急遽予約を入れましたがすでに満席。何日かキャンセル待ちを入れ、最終的にはなんとか連休がらみで予約が取れました。ホテルはツアーがとれた2週間ほど前にアップルワールドに予約を入れました。

現地での観光はキュランダとグリーン島、帰国の日に時間があればレインフォレストハビタットへと決めました。
長男が9ヶ月のとき、グリーン島とミカマスケイに行ったのですが、無人島は幼児向けでないと実感していたので今度はグリーン島オンリーに。行ったことのないフィッツロイ島にも惹かれたのですが、前回気に入ったグリーン島にしました。

4日目のケアンズからポートダグラスへの移動をどうするか悩みました。ホテルに荷物を預けてキュランダに行き、ホテルに戻ってから空港まで行き、ポートダグラス行きのバスに乗ろうかとも思ったのですが、グリーン島に行くためにグレートアドベンチャーのホームページを見ていたところ、ポーダグラスからの送迎もあったので、ピンとひらめきました。メールで問い合わせると行きはケアンズのホテルへの迎え、帰りはポートダグラスのホテルへの送りもOK、グリーン島に行っている間荷物を預かってもらえるということで、往復のフェリー+送迎という形で申し込みました。料金はおとなひとりこどもひとりで合計A$87.75、こどもはおとなの半額でした。(大人料金はポートダグラス往復で$80,ケアンズ市内往復で$59
旅行保険は、家族全員が保障されるカードに2枚入っているので、アメリカ行き以外はほかに申し込みはしていません。UCゴールドカード(年会費10,500円)は本人・家族とも手続きなしで治療費用200万円保障。

出発準備

最初の2泊のホテルは簡易キッチンもついているのでぜひごはん等食料を持ち込みたいと思ってました。
オーストラリアウエブで調べてみると、肉やサケ・ます類は缶詰を除きNG、卵製品、乳製品、生の種子・野菜・果物類もダメ。毎日会社帰りにスーパーの棚を眺めて、食品を選びました。カゴメのトマトやきのこ・かぼちゃ等の肉が入っていないリゾット、肉の入っていない五目ごはん・釜飯のレトルト、おせんべい、ポップコーン、お茶やイオン飲料のペットボトル、ドレッシングや和風ステーキソース等を持参しました。
また、ETASという電子査証も必要なので、インターネットでテレキュートETASセンターに申し込みました。インターネット・iモードでの申込ならひとり1,200円で、A$20かかる大使館のHPからの申込よりトクです。
それからせっかく次男の席もあることだし、ひとりで次男を7時間抱いているのも大変なので飛行機にチャイルドシートを持ち込むことにしました。航空会社(カンタス)にチャイルドシートのサイズ、機種名、製造年月日等を伝えて持込みの申込をしました。
チャイルドミールはカンタスは月齢に合わせたトドラーミールも出してもらえるので(2歳未満は一律6ヶ月ぐらい用の瓶詰めしかないことが多い)、次男にトドラーミール、長女にはチャイルドミールをリクエスト(和食好きの長男はいつも大人用のミール)。

1日目 ケアンズへ

当日はタクシーを呼んで、料金2000円強の少し離れたJRの駅へ。そこからJRの快速エアポート成田で成田空港まで。データイムグリーン券を使えば500円の負担でグリーン車に乗れる。グリーン車だと立っている人はいないので無料の長女・次男の分も席が使えるのでラクチン。NEXより多少時間はかかるものの、席が取れる分快適だし割安なので愛用している。荷物は送ってしまえばラクチンなのだが、送料の2000円がもったいないのと、ギリギリまで荷造りしない怠惰な性格なのでいつも自分で持って行く。車中では買ったお弁当やおにぎり等を食べて夕食を済ませた。
成田に着いてからはひとりで3人連れているので注目を集める。チェックインの際、再度チャイルドシートの持ち込みの確認をする。チェックイン終了後はカード会社の提携ラウンジでドリンクを飲みながらくつろぐ。いつもはギリギリにゲートに行くのだが、チャイルドシートのことがあるので1時間ほど前に来てほしいとのことで早めにゲートに向かう。搭乗は始まっていなかったが、ゲートの係員にチャイルドシートを預け身軽に。ゲートまで来てしまったので、プレイルームまで戻るのが面倒で、次男と一緒にそこらへんを歩き回る。
いよいよ搭乗。22:30過ぎ離陸。すでにチャイルドシートはしっかりと座席に固定してあった。すでに夕飯を食べているこどもたちは食事の前に爆睡。わたしはビールを飲んだ後眠る。次男はチャイルドシートだと眠りやすいせいかほとんどの時間を眠ってくれたので非常に助かりました。

2日目 ホテルでのんびり

プールサイドで昼寝する次男


7:00前にケアンズ到着。検疫で持ち込んだ食料全部のチェックを受ける。かなり大量に持ち込んだものの、取り上げられたのは、卵の入っていたフリーズドライの離乳食のみで、係官から「グッドジョブ!」とのことばが。本来はツアーラウンジに向かい、それからホテルへ行くのだが、長女がお腹が痛いというので直接タクシーでホテルに向かわせてもらう。料金はA$10強。ホテル(コロニアルクラブ)についたら即トイレに行き、無事腹痛が治り、チャンチャン。ホテルでチェックイン。すぐにホテルの部屋に入れてもらえないか期待していたのだが、満室らしく、しばらくしたらもう一度来るように言われた。このツアーにはアーリーチェックインの設定がなかったので、すぐに部屋に入るためにアップルワールドに前日1泊分の予約を入れたのですが、予約が連続していないため、10時に1度チェックアウトさせられる可能性もあるかもしれないと聞いてやめたのです。
ケアンズの中心から10分ほどのこのホテルは、ランクは低いけどプールは素敵なトロピカル仕様でリゾート気分を味わえます。部屋に入れない覚悟はしていたので、水着はすぐに取り出せるところに用意しておきました。こどもたちはすぐに水着に着替えて水遊び。わたしはチェックインの手続きがあると思うと水着になる気分になれないので、服を着たまま面倒を見ました。近くに砦のようなこどもの遊び場もあり、我が家のこども達は喜んで遊んでいました。

子供の遊び場


でもさすがに眠くなってきたので、10:00頃再度フロントへ行ってみた。本当は午後2時すぎでないとチェックインできないのだが、部屋があいたらしく入れてもらうことができた。わたしたちの部屋はファミリールーム。設備や調度は質素ですが広くて清潔です。ここのスーペリアはなかなか素敵ですが、スタンダード・ファミリールームは質素な部屋ですので室内は期待しないほうがいいかも。リゾットをレンジでチンしてブランチ。
14時ぐらいまで昼寝。起きたあとは部屋の近くのプールで泳ぐ。こちらにはプールバーがあり、ファミリールームが近いせいか子連れ率が高かった。


17時ぐらいに引き上げ、入浴。その後シャトルバスでケアンズ中心部へ。朝説明を受けられなかったのでツアー会社のラウンジに行き説明を受ける。それから近くの旅行代理店で現地ツアーを物色、明日のキュランダのツアーを申し込む。ここで代理店の手数料分A$16.50のみ払う。ナイトマーケットに行き、ラーメンや手巻き寿司、ステーキの夕食を食べましたが、なかなかいける味でした。その後ウールワースでステーキ肉や冷凍のピザやバナナなど食料品を買い込み、DFSに行って妹に頼まれた香水を買う。近くのリカーショップでビールを購入後、DFSのシャトルバスでホテルへ。しばらくテレビを見たりしてくつろいで就寝。

ケアンズ・ポートダグラス母子旅行記 2に続きます

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