ホテルの客室タイプ選び

ベッドはツイン?ダブル?

ひとくちにダブル、ツインと言っても、現状はかなり差があります。 ダブルは幅が140cmのものから、シングルベッドを2つ合わせたサイズの200cm前後のものまでありますし、 ツインベッドは幅90cmでやや狭いものから140cmのダブルサイズが2つのものまでさまざまです。 概してアメリカ資本のホテルはベッドが大きいようです。 添い寝する場合、ベッドの大きさがポイントです。添い寝の場合、ダブルを選んだほうが使いやすいのですが、幅140cmなら、ツインを選んだほうがいいかもしれません。

年齢別ポイント

こどもの年齢によって、ホテルの部屋タイプ選びで重視するポイントは違ってきます。


乳児連れ

1~2歳までのこどもならベビーベッドが使用できますし、ベッドを確保する必要はないでしょう。 こどもがベッドをいやがらなければ転落の危険もなく安心です。ベビーベッドを使いたいと思ったら、 ホテルの予約時にリクエストしておきます。あくまでリクエストなので、確約はしてもらえません。部屋に入ってからの搬入になることも多いです。 ベルボーイに部屋に案内してもらった時点でベビーベッドがなければ(I’d like to use crib.とか、Do you have a crib?)などと言って、チップをあげれば、 ハウスキーパーに連絡してくれるはずです。ただし、くるまでに時間がかかりますので覚悟してください。ベッドが来たら、柵の高さをチェック! もし低くて危険そうなら、調節できるものなら調節し、ダメなタイプならベビーベッドの使用は潔くあきらめましょう。
添い寝する場合は、幼児連れの項を参照してください。    


幼児連れ

ツアーでベッドが用意される場合も多いですが、もしひとりで寝られないなら、エキストラベッドは断わりましょう。 エキストラベッドを入れると、くつろぐスペースがとても狭くなりますので。もしくは、ダブルベッドにエキストラベッドを入れてもらい、] 母と子がダブルベッド、父がエキストラベッドというようなベッド配分にするという手もありますが、エキストラベッドは寝心地が悪いことが多いので、ご注意ください。
普段からベッドであればさほど心配ではないでしょうが、布団派の場合、夜中に転落しないか心配ですよね。こどもが小さいうちは、 大理石の床のホテルは避けたほうがいいでしょう。万が一大理石の床になってしまった場合は、足元やサイドの落ちそうなところに、 毛布やベッドカバーを敷いておきます。木やカーペットで敷いたほうがいいですね。サイドより、案外足元が落ちやすいです。ハワイやグアム、 サイパンなど日本人が多いところでは、転落防止のベッドガードを貸してくれるところもありますので、ホテルに確認してみてください。 ダブルで1台の場合、おとなふたりの間にこどもをはさむ形になりますので、サイドからは転落しないのですが、なぜか足元から落ちます。 ツインタイプの場合、ほとんどのベッドは動かせますので、2台をつけるとか、壁際に付けるとか使いやすいように動かしましょう。 ごくたまに、間のサイドテーブルが固定式とか、ベッドそのものが固定されていていて動かせないこともあります。 転落が気になる、同じベッドだと安眠できないという場合は、床にベッドカバーを敷いて寝かせる手もあります。2台のベッドの間や、 ベッドと壁の間に寝かせると安心でしょう。掛け物は持参した冷房よけの掛け物のほか、バスタオルをキープしておくと便利です。


小学生

この頃だとコネクティングルームよりジュニアスィートやファミリールーム等の広い一部屋のほうが使い勝手がよいでしょう。 価格は2部屋取るより安くつくこと場合と豪華仕様で高くなる場合(でも、リッチな気分が味わえます)がありますので、比較検討してみてください。小学生大きくなってくると、やっぱり添い寝が難しくなってきますが、2部屋取ったり、エキストラベッドを入れるとそれなりに料金がかさみます。(ツアーだと自動的にベッドがついてくるので問題ありませんが)また、エキストラベッドが入れられないというホテルもけっこうあります。大き目のソファがあれば、そちらで寝たり、ベッドカバーのうえで寝たりもひとつの方法です。
うちもだんだん5人ひと部屋が窮屈になってきたので、ツイン2部屋とって見ましたが、となり同士でしたが、内部のドアがなかったこともあって、見事にひと部屋は寝るだけでした。もうひとつのホテルでは200cmのキングベッドに4人、ソファで長男が寝ましたが、特に問題なく、我が家の場合当分これでいけそうです。(140cm×2台だともっといいのですが)
コネクティングルーム(2部屋の内部にドアがあり、自由に行き来ができる。)の数は限られているので、コネクティングルーム確約ではない場合は予約時のほか、ホテルに直接(メール、ファックス等)リクエストを入れておきましょう。これもリクエストですので、確約はもらえません。
欧米人は夫婦はダブルベッドが普通なのでコネクティングルームだとダブル1部屋+ツイン1部屋がほとんどです。
ツイン2部屋希望でコネクティングを希望するとないと言われる可能性があります。

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